at Atelier

ブレスレットの修理 1

あるところから、ブレスレットの修理を頼まれました。
当工房のものではありません。

外国の製品らしいもので、刻印は[925]とだけありました。
そちらがこれです。

CIMG0760

CIMG0769

形は「C」の形で、腕にスポッとはめ込むタイプです。
下の部分は、つながっていなくて、腕が入るぐらいの隙間があります。
隙間は、腕の厚みというか、腕が入るだけの空間がないと入りません。
これは、いわゆる表の、石の部分が大きく重いので、回ってしまい、
腕に入れた後、どうしても腕にぴったり来るように締めたくなります。

銀は柔らかいので、それが出来ちゃうんですね。

着けるたびに、それを繰り返すことになりがちで、弱いところに負担が掛かります。
それで、ロウ付け部分が外れてしまった…ということらしいのです。

唐草の上の部分、黒い筋が見えるのが外れているところです。
CIMG0761

直すには、火を使います。石ははずさないといけません。
そこで、石をはずしてみると・・・・・・

CIMG0763

CIMG0764

びっくりです!!
石の下に新聞紙で上げ底。赤い石の下にも、同様に紙。しかもボンドで留めてある。

ただ、外国で作られたものが、このように上げ底してあったりしてあるのを見るのは、
これが初めてではありません。

前に、バリ島で自分用にお土産で買ったという指輪のサイズ直しを
頼まれ石をはずしたときも、同じようなことがありました。
(このときは、ティッシュペーパー)

みなさん、外国でアクセサリーを買うときは、
こういうこともあることを頭に入れて置いてくださいね。

それから、金属で作ってあるというと、固い、壊れない
という先入観がある人が多いです。
金属疲労」という言葉があるように、金属も力が加わり、それが長く同じところに
掛かったりすると折れることもあります。
アクセサリーは特に、優しく扱わないと曲がって形が変わったり・・・ということもあります。

どうか、優しく扱ってくださいね。
それが長持ちのコツです。

さて、この修理と補強については、後日出来上がってから
また報告いたします。

2012-09-10 | Posted in at AtelierNo Comments » 
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